ニューヨークの女(ひと)に送る恋文―男と女の9・11 純愛の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784289004669
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

1970年代前半、東京の下町で一組の男女が出逢う。男は心に傷を持つ勤労学生の藤原賢治。女はNY帰りの女子大生で長沢直子。二人は小旅行などを経て各々のトラウマを語り明かし、「共同生活」へ入る。しかし、小さな誤解から別れへ。30年後、賢治は東京でジャーナリスト、直子はNYで精神科医兼大学教授に成長し、2001年9月11日以降、二人はNYで再会する。トラウマによって隔てられていた男女の心が、30年の年月を経て通い合うさまが心にしみる。

著者等紹介

小松崎松平[コマツザキマツヘイ]
1957年、茨城県生まれ。現在は東京都在住。ジャーナリスト、作家。1974年、ラジオドラマ劇賞受賞。1980年、日本ジャーナリスト専門学院卒業。同年4月から日刊紙記者を経て、放送界誌米国特派員、情報通信紙誌記者を務め、1987年、オプトエレクトロニクス産業誌を創刊、編集長に就任。この間、欧米や中国の海外取材も行う。中東戦争、フィリピン「無血革命」、天安門事件、ソビエト崩壊、米国同時多発テロなどを取材する。1995年からフリーランスになる。2004年、天安門事件を題材にした小説『嵐の後で飛び立つ鳥は』で、第22回新風舎出版賞奨励賞受賞、2005年5月、単行本で新風舎から発行。同作品は平成17年度茨城文学賞最終候補作品。2005年、『ニューヨークの女に送る恋文―男と女の9・11 純愛の記録』で、第25回新風舎出版賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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