内容説明
突然やってきた「閉校」の知らせ。百十五年の歴史を刻んだ思い出いっぱいの引原小学校。あの懐かしく温かい記憶は、今でもはっきりとよみがえる。校舎は、今も昔も珍しい円形校舎。階段は校舎内中央に、らせん階段。教室は扇形。円いのは校舎だけではない。元「引原よい子」の私には、校舎の形以上に、まあるくて温かい、大切な思い出がいっぱい。
目次
百十五年の歴史
ふたばちゃん
ひみつきち
『こねこのあかいぼうし』
欠席
全校体育
山の子会
ガラクタ市
レストランごっこ
りんごの木〔ほか〕
著者等紹介
山木美香［ヤマキミカ］
１９７６年、兵庫県宍粟市（旧宍粟郡）波賀町出身。兵庫県立龍野高等学校卒業。立命館大学文学部卒業。大学卒業後、勤務していた京都市内の児童館を健康上の理由で退職。地元での療養期間中に、執筆活動を開始（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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