出版社内容情報
肥前・志摩の里を拠点に、伽耶族の末裔である仮屋一族の営みと戦いを全四章で描く。第一章の躍動する捕鯨描写を軸に、命懸けの駆け引きと共同体の技術継承、製鉄や翻訳に生きる職人たち、耶蘇教の受容と祈り、僻地経済の工夫と貧民救済の活動、そして真空管テレビを使う文字画像通信の開発まで、自然と信仰、交易と近代化の葛藤を克明に描く歴史叙事。
【目次】
内容説明
一瞬も目が離せない、生死を懸けた人間と巨大生物の闘い。圧倒的な筆致で描く、魂の歴史巨編!激涛を駆ける早船、不滅の火を灯すたたら―古代から現代へ、民の命を繋いだ「さきのもりひと」の壮大な旅路。人の命は短い。人の手で創った国もせいぜい百年。技は人の手の中で長く生きていく。これからも長きにわたり技は人を助け、民を生かす。技を伝え、民を生かせ。



