出版社内容情報
108歳という大往生で亡くなった曾祖母。遺品の中に岡崎の空襲で降ってきたと見られる焼夷弾のおもりがあった。その発見をきっかけに、著者は曾祖母の当時の暮らしのこと、町のこと、戦争のことを知っていく。大正時代から目まぐるしく変化する日本を生きぬいた一人の女性の姿を、映画のように美しく、悲痛に、幸福に描いていく絵本。第28回えほん大賞絵本部門大賞受賞作品。
【目次】
内容説明
爆弾が遺されていなければ、知るはずもなかった物語が、時を超えて今、私に届いたという奇跡。絵本にして、ひいおばあちゃんへ、さらに未来へと伝える―。戦争を知るひいおばあちゃんが未来に伝えたかった物語。未来の私に届いた物語。第28回えほん大賞絵本部門大賞受賞。
著者等紹介
かとうあい[カトウアイ]
2002年、愛知県生まれ。東京都で育つ。武蔵野美術大学卒業。本作が第28回えほん大賞で、絵本部門大賞に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
136
第28回えほん大賞絵本部門大賞受賞作と言う事で読みました。反戦絵本、中盤の文字のない頁は圧巻でした。今年の絵本BEST1候補です。第三次世界大戦に突入してもおかしくない世界情勢、トランプ大統領、プーチン大統領等、自己中の世界のクレージーな指導者達に読ませたい絵本です。❤LOVE&☮PEACE https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-27306-8.jsp2025/12/18
ぶち
89
著者の曾祖母の一生についてのお話です。 108歳で大往生した曾祖母の遺品の中に岡崎の空襲で降ってきたと見られる焼夷弾のおもりがありました。その発見をきっかけに、曾祖母の当時の暮らしのこと、町のこと、戦争のことを知っていきます。大正時代から目まぐるしく変化する日本を、そしてあの戦争を生きぬいてきた一人の女性の姿を、映画のように美しく、悲痛に、幸福に描いた絵本です。「戦争はいかん。争いはいかんよ。全部壊していってしまった」という言葉に、そして爆弾に傘をさす意味が… 読んでいてのしかかってきます。2026/02/28
yumiha
39
第28回えほん大賞受賞作品だというのに、うっとこの市立図書館にはなくて府立図書館から取り寄せていただいた。「爆弾に傘をさした」というタイトルから、さしかけられた傘で雨を避けた爆弾?と想像し、ん?なんでやねん?雨に濡れた方が爆発しないのに?と思ったのだが、読み進めていって納得だった。戦後の食べる物がないことをはじめ苦しい暮らしを支えた爆弾と傘であり、「戦争はいかん。争いはいかん」と108歳まで思い続けた証でもあったのだ。その思いを受け継いだ曾孫さんの絵本。2026/03/17
anne@灯れ松明の火
20
リア友さんオススメ。実は、新着棚で、背表紙を何度か目にしていたが、タイトルの意味がわからず、スルーしていた。でも、読んで、「傘をさす」の意味がわかった時、そうだったのか!と衝撃を受けた。文字のない絵だけのページも迫ってくるものがあった。108歳で大往生した曾祖母の思いを受け止め、未来に残したいと思ったひ孫さんが絵心のある人で良かった。「ぜひ、読んで」と言ってくれた友達に感謝。文芸社第28回えほん大賞受賞。2026/02/13
ヒラP@ehon.gohon
9
【再読】大人のための絵本2026/03/24
-
- 電子書籍
- 龍公爵の妻【タテヨミ】 5 リア×ロマ




