出版社内容情報
不器用で無口な圭介は、亡き父の珈琲店を継ぐために故郷へ戻ってきた。数年後、高校の同級生・由美子と結婚し、静かに店を切り盛りする日々を続けていた。しかしある朝、由美子が何の前触れもなく姿を消す。残されたものは1冊のノートだけ。訳あり客たちのそれぞれの事情に巻き込まれながら、圭介は由美子の不在に向き合い、少しずつ真実に近づいていく。
【目次】
内容説明
7つの珈琲とともに描かれる、ほろ苦くも温かいミステリー。〈当店のコーヒーは、砂糖・ミルクなしでお楽しみください 幡野珈琲店〉―不器用で無口な圭介は、亡き父の珈琲店を継ぐために故郷へ戻ってきた。数年後、高校の同級生・由美子と結婚し、静かに店を切り盛りする日々を続けていた。しかしある朝、由美子が何の前触れもなく姿を消す。残されたものは1冊のノートだけ。彼女はなぜ去ったのか?訳あり客たちのそれぞれの事情に巻き込まれながら、圭介は由美子の不在に向き合い、少しずつ真実に近づいていく。第7回文芸社文庫NEO小説大賞優秀賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
44
夫婦でカフェを営む主人公の妻が突然の失踪。入れ替わるようにカフェに居座り、妻の代わりに主人公を手伝うようになった“罪を犯した”という謎の女性…。普通に面白かったのですが、タイトルに「謎解き」とあったので、カフェを舞台にしたミステリーだと勝手に期待したら肩透かしを食らいました。2026/01/15
立藤夕貴
3
亡き父の後を継ぎ、夫婦で営む喫茶店「幡野珈琲店」。圭介は妻である由美子とともに喫茶店を切り盛りしていたが、ある日前触れもなく姿を消してしまう。コーヒーにまつわるお話とお客様が紡ぐ物語。お客様の騒動に巻き込まれながら、どうして由美子が姿を消してしまったのかを模索する圭介。自分もその点が気になってページをめくりました。「一度口から出た言葉は無かったことにはならない」という言葉が身につまされる、ちょっとほろ苦なお話でした。2025/11/23
minani_y
3
普段、小説を読まないのですがコーヒー好きが生じて手に取り、たのしく読みました。 歴史のあるこだわったコーヒー屋さんの物語、コーヒーについて知らない知識ばかりで読んでいて心惹かれ、またどうなっていくのかストーリー展開にらワクワクしました。まさに温かなコーヒー一杯をゆっくり味わいながら、寒さに向かう日々を愉しむような1冊です。2025/12/13




