出版社内容情報
同じところに立っていることにあきあきしてしまった「バスていくん」。とうとう歩いてよそへいってみることにしました。「ママ、バスていがあるいてるよ!」「あらほんと! どこへいくのかしら」。いなか道へ、山のてっぺんへ、駅のホームへ、海の中へ…。さてさて、バスていくんがやってくると、どんなことがおこるかな? 子供の想像力をかき立てるユーモラス絵本。深見春夫の最新作。
内容説明
バスていくん、どこにいくの?おなじところに立っていることにあきあきしてしまったバスていくん。よそへ行ってみることにしました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
バス停だからバスが来るのですね。そのバス停が気ままに歩き回ったら、さぞかしバスも迷惑でしょう。 歩き疲れたり、道に迷った時のバス停願望は、私にもあります。 バス停を持ち歩きたいような気になってきました。2024/10/15
ほんわか・かめ
11
同じところに立ってばかりで飽きてしまったバスていくん。トコトコ歩いて場所移動。山の上や海の中、バス停のあるところにバスはやって来ます。ありえなーいけど乗ってみたーい。〈2024/文芸社〉2024/08/19
そらこ
9
いつも同じところにたっているバス停くんは、同じところにいるうんざりして、ある日、よそへ行ってみた。田舎の細道にたつと、本当にバスがやってきて親子がのりこむ。それからバス停君は、山の上、駅のプラットホーム……と次々とでかける。バス停君の赴く場所はどんどんあり得ない場所へとエスカレートしていき、ありえないけれど、こんなことがあったらどうなるんだろう? ああ、楽しい!!と思いながら読み進められる。ラストがなんか切ないというか神秘的。中国で出版されたものを日本語訳にしたと説明が書かれている。読み聞かせ5分くらい。2024/08/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
長い間同じところにずっと立っていたバスていくん、あきあきしていたんですね。とうとうよそへ行ってみようと1歩歩きだします。バスていくんが行くところ、どこでもバスが止まってくれます(笑)2024/08/09
キ♡リン☆か
7
ばすていもおなじところにずっといるとあきるんですね。えきのほーむや、うみのなかや、いきたいほうだいです。 2024/11/30