文芸社文庫<br> あの日、松の廊下で

個数:
電子版価格
¥594
  • 電書あり

文芸社文庫
あの日、松の廊下で

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月21日 04時50分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784286224855
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「殿中でござるってばァ…」そう発することになってしまった旗本・梶川与惣兵衛は、「あの日」もいつもどおり仕事をしていた。赤穂浪士が討ち入りを果たした、世にいう「忠臣蔵」の発端となった松の廊下刃傷事件が起きた日である。江戸中を揺るがす大事件の目撃者、そして浅野内匠頭と吉良上野介の間に割って入った人物として一躍注目されるようになった彼は、どんな想いを抱えていたのか。江戸城という大組織に勤める一人の侍の悲哀を、軽妙な筆致で描いた、第3回歴史文芸賞最優秀賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

149
あの日、松の廊下で何があったのか。「殿中でござる!」と浅野内匠頭を羽交い締めにして止めたという旗本、梶川与惣兵衛の回想。彼もまた勅使饗応の一員だったんだね。吉良上野介はプライドだけの意地悪爺ではなく、浅野も精神に問題を抱えた沸点の低い男ではなく、共に聡明で優秀な人物だった。不運な連絡不足によるボタンの掛け違い、そして能力ではなく生まれで地位が決まってしまう当時の身分制度のせいで起こった悲劇。浅野に刀を抜かせた直接のトリガーがまさかの…これはやるせない。梶川のその後の後日談も何ともほろ苦い。2022/05/19

アナーキー靴下

82
松の廊下で止めに入った梶川与惣兵衛視点で語られる「忠臣蔵」とは面白そう、と読むもなかなかにストレスフル。「愚鈍な」与惣兵衛は両者にすぐほだされてチョロい奴、良い人同士が意志疎通しくじってる様を知りながらもオブザーバーの位置を脱せず、中立の立場を取るならドライに徹するしかないのに…ってこんなの私じゃん、と片腹痛い。でも本を閉じて思ったのは、仮に与惣兵衛が何度もタイムリープしたとしても、破局は絶対回避できないやつなんだろうと。与惣兵衛はまさに「人の世の阿弥陀」、ささやかな感謝を受け、人の恨み悲しみに涙する。2022/05/29

じいじ

75
むかしは12月になると何はともあれ、47士の敵討ち「忠臣蔵」に気をそそられたもんです。今作は「刃傷松の廊下」の名場面、唯一の目撃者・梶川与惣兵衛の「ケンカは両成敗であるべき!」の視点で語られます。そもそも、この「忠臣蔵」も「殿中でござる!」と浅野内匠頭が羽交い絞めされていなかったら、老人の吉良は一太刀のもとに殺されていただろう。そうなっていたら、赤穂藩の武士47人による敵討ちは生まれなかった訳だから、歴史も変わっていました。異聞「忠臣蔵ー松の廊下篇」は奇想天外な発想で面白かったです。2023/12/18

ポチ

62
ちょっとした解釈の違いからズレがどんどん広がり、どうにもならない所までいってしまうって怖いですね。吉良上野介と浅野内匠頭、2人とも良い人なんですよね、いい加減な幕府と無責任な同じ高家に振り回された被害者ですね。松の廊下での出来事はこれが真実かもと思えてしまいます。2022/04/27

みやび

62
松の廊下で刃傷沙汰を起こした浅野内匠頭を必死で止めた旗本・梶川与惣兵衛が、自身の視点で語った物語。勅使饗応の勤めを立派に果たすため、皆が懸命に準備に励むも、小さな誤解や認識のずれ、言葉のすれ違いが頻繁に起こり、更には身分による壁が意思の疎通を阻害して、修正不可能な状況にまで追い詰めていく。何もかもが呪われたかのように悪い方へ進む様がどうにもやり切れない。「殿中でござる、殿中でござるってばァ…」与惣兵衛の悲痛な叫びが胸に刺さる。案外真相はこんな感じだったのではと思わせる面白さ。忠臣蔵は本当に興味深い。2021/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17675903
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。