内容説明
『霊界物語』は、カリスマ的宗教家・出口王仁三郎が霊界を探険して見聞した出来事を本に著したものである。本書は、その『霊界物語』の概要とあらすじを紹介するとともに、『霊界物語』の世界をより深く理解するためのコラムや論考を掲載。さらに「21世紀のいま、なぜ『霊界物語』を読む必要があるか」を論じる。81巻という膨大な量のため読破が難しいとされる「大作」の内容がこれ1冊でわかる!
目次
大本教の始まり―二人の宗教世界と艮の金神
王仁三郎となおと大本教
霊界物語はどのような状況で書かれたか
概要とあらすじ
霊界物語で甦った建国の精神―言向け和す
神の発現―出口王仁三郎が「天祥地瑞」に託したもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koheinet608
9
以前、大学受験生で、出口汪という名を知らない人はいなかった。 現代文の予備校講師で、カリスマを持っていると言われた。 出口王仁三郎は、出口汪氏の曽祖父で、 知る人ぞ知る日本最大の新興宗教だった大本の、 発展に一番寄与した人物。 霊界物語に関しては、まさか、これほど長い本とは、思ってもみなかった。この著作は、スラスラ読める霊界物語ではないが、要点をかいつまんで紹介してくれている。 一人の人間が、これだけの量の著作というか、作品というか、宗教書を残せるのかと思うほど、 物語は長く壮大です。2019/12/24
maqiso
4
霊界物語は現実世界と対応した霊界で三五教が広まっていく話。粗筋で読んでも長く複雑で、本編が途中で終わっているので通しで読むのは大変そう。日本神話を基にしているが、仏教的なところもある。2022/05/08
こいちゃん
1
大本教の教祖、出口王仁三郎には以前から興味があり、その口述筆記本である全81巻の霊界物語はいつかは手にとってみたいと思っていた。しかしそれにしても長い本なのでこのようなあらすじ本が出てくれるととても助かる。 しかしあらすじで読んでも登場人物が多く、良くわからない。ストーリーがあるようで無いと言って良いかもしれない。取っ付きにくい本だった。霊界物語だけてなく出口直、王仁三郎についての解説が沢山掲載されていてそれが面白かった。2020/02/16
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