文芸社文庫<br> 血祭り

個数:
  • ポイントキャンペーン

文芸社文庫
血祭り

  • 戸梶 圭太【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 文芸社(2016/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784286182247
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

その日、山梨は100年に一度の大雪で、交通も通信もマヒしていた。豪雪の中、2台のスノーモービルがある施設を目指して疾駆していた。避難シェルターと呼ばれる施設には、夫やストーカーから逃げ出した女や子供がひっそりと暮らしていた。スノーモービルの男たちは、施設から子供を奪還するために武装していた。しかし、雪に閉ざされたシェルターでは、すでに血の惨劇が起こっていた―?!暴力と血に彩られた、トカジ・ワールド全開!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

293
かなり久しぶりの戸梶作品。救いの無い物語であるのは確かだが、思ったほど強烈ではなかった。男二人がシェルターに辿り着くまでの過程に多くの頁が割かれており、タイトルにあるような血祭りシーンはあっさり終わる。視点人物が複数登場するが、まさに使い捨ての駒のように説明も少なく退場していき、余韻は残らない。寺井と嫁の桔香の関係ぐらいが少し考えさせられる程度で、基本はなにも考えずに刺激に身を委ねて楽しむ暗黒エンターテイメント。歯車が噛み合わずに、お互いに自分の正当性を譲れない男女の関係性なんかは上手に描けていると思う。2017/03/12

H!deking

81
お久しぶりのトカジ作品。ざっくり言うと、DV夫から逃げてシェルターで暮らす妻とそれを追いかける夫。最後は...的な話です。うーん、感想が難しいな。実際こういうことあるんだろうね。面白いのは面白いんだけど、ところどころで引っかかりを覚えます。ハンターKの導入部分が一番面白かった笑。2022/09/07

ぴかりん

17
DVから逃げるためのシェルターがメイン舞台の話。同じように暴力やエログロな話を書く作家、平山夢明から文学の香りを取り除いて漫画にした感じ。わかりにくいか(笑)。私は好きですけど、好き嫌いはハッキリ分かれる作家さんです。2017/04/18

りょう(アイコン変更5)

10
タイトルからして、おどろおどろしい。。。そしてその通りだった。子供を連れ戻すため、DVシェルターを元ダンナが探す話。主な登場人物の男も女も狂っててクズすぎ。子供までおかしなことに。最後はタイトル通り惨殺血祭り。めちゃくちゃで救えない話でした。戸梶さん初読みだから、読む前に調べたけど、誰も書かないような暗部&過激な小説を書く方だったのですね。2017/01/30

のじ

10
ある意味タイトル通りなんだけど、タイトルで想像した感じとは違った。嫌悪感を感じるほどの暴力が支配する話、なのと、山梨での記録的な大雪を舞台にした話で、あの大雪を身をもって体験した自分にはすごく圧迫感を感じた。一方で、知っている場所が舞台だとちょっとした違和感も感じてしまうなあ。ほとんどの登場人物に共感を感じないけど、もうちょい毒の中にユーモア(というか、バカだなあ!というような部分)のようなものが欲しかったかなあとも思う。この人の話で一番好きなのは「アウトリミット」かな。2016/12/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11263950
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品