出版社内容情報
なぜ生きるか、どう生きるか? それを問うために……。昭和40年代、坂本リュウタは19歳の若さで移民船に乗ってアルゼンチンへと旅立った。夢を描いた地に待っていた厳しい現実を自身の力で乗り越え、彼が南米で見たもの、得たものは? 現代を生きる中で必要な哲学、人生論について、本作を通して考えてみてほしい──実体験を基に生き生きと描かれる哲学的長編小説。
著者プロフィール
1946年中国北京生まれ。
1965年移民としてアルゼンチンに渡る。
その後一時帰国し、国際交流サービス協会の派遣員として在メキシコ日本大使館に勤務。
派遣期間満了後は日系旅行社や日系企業のプロジェクトに参加するが、1990年航空貨物を取り扱うKKワールド株式会社を設立。
南米諸国の日系人に仕事の場を提供している。
メキシコ千葉県人会会長。
※この情報は、2017年5月時点のものです。