- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
出版社内容情報
ミッチェル・ブラベリーはニュース通信社のロンドン支局長。ある日アメリカのロス近郊の葉煙草畑に病害が広がっているという情報を耳にする。気になり渡米すると、ウイルスの権威フランシス・ウォレス博士は、世界中の葉煙草が全滅すると予言する。スペイン人作家による世界中からタバコが無くなったらどういうことになるのかを命題にしたミステリー風エンターテインメント小説の邦訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
泉 勇一郎
1
まずは、紙の質が悪かったよな。安物の画用紙みたいなページで、指でめくっていて生理的に不快だった。新潮文庫はここら辺の処理が上手いから大きく成れたんだろうけれど、この出版社はなぁ… 内容も男女の恋愛のアレコレって感じで、煙草の問題は何か二次的な扱いの様な気もした。最後の方は流して読んでしまって、う~~ん。25点 位かな???2017/07/08
BATTARIA
0
世界中の葉煙草がウイルスで壊滅し、全世界からタバコが消滅するのも時間の問題という、奇想天外な設定ながら、それが人類にとって素晴らしいかといえば、決してそうじゃないという、著者の考え方に納得。 登場人物のキャラ設定といい、最後のオチといい、最高。2018/08/20