感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろろん
6
レット症候群、初めて知りました。話せないけれど、分かってないわけではない。手を動かせないけれど、何もできないわけではない。必要なことは、知ろうとすること。観察するのではなく、手を貸すこと。レット症候群の少女の願いが心を揺さぶりました。2017/08/08
konaka
2
42016/11/04
キシ
1
人から疑われる悲しみが書かれていました。小学校時代の話は読んでいてつらくなるエピソードも多かったです。しかし著者が好きなことを学んでいる場面では、勉強する楽しさを思い出しました。全編を通して、著者の「自分が周りのことを理解しているということをわかってほしい」「人とコミュニケーションをとりたい」という思いがにじみ出ていたと思います。人と人との間の信頼関係というのはとても大切なもので、信頼しあっている仲の人とは大きな力が出せる、それは私たちでも病気の方でも変わらないのだと思いました。2016/09/16