誠凛の月 - 京都新撰組異聞

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286145556
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

24
サブタイトルが「新撰組」になっているので史実と切り離して読ませて頂きましたが、着眼点が面白いですね。八月十八日の政変から池田屋事件までの空白を間者静粛という焦点で描いています。架空の隊士も多く、物語も創作なのに実際にやってそうだと思わされる雰囲気がありますね。登場人物たちが皆優しさがあるのも繊細な物語になっていて、幕末動乱期の緊迫感はないものの、そこがこの物語の味なのかなと。主人公を女性にしなくても成立するので趣味なんでしょうね。総司がとにかく優しくて彼の存在と言葉の一言一言が染み入る感じが凄く好きです。2014/05/05

小雀✡ずーっと積読減強化月……

6
池田屋の前に行われた大々的な間者粛清を題材に…と言う着眼点は面白いと思います。でも、主人公『三沢朔太郎』に全然心惹かれない。女である事に意味を感じないし、男設定だったとしても、あの考え方では逆に粛清の対象になってもおかしくないのでは? 副長以下、主だった人達の人柄や関係が素敵に描かれてるだけに、全体的に残念でした。  2015/07/21

ナツ

0
誠凜の月2014/06/21

ワンモアニードユー

0
新撰組関連のものは大体読むので手を出しました。 池田屋前の間者粛清の話という着眼点は非常にいいと思ったのですが。。。主人公が女である必然性はないなあと。 同じような設定ですが、「風光る」は主人公が女であることのリアルさ(女が隊士であることのリアルさではないです)に満ちているので、楽しく読めるのですが。 女性作家の新撰組物という点でも、秋山香乃に比べると大きく水をあけられていますし。 史実にこだわるつもりはないですが、もう少し硬質なものが読みたいです。 一応、次に期待します。2014/02/01

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