感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おすぎ
5
戦争ものの本で兵隊さんの事が書かれた本は数あれど、こちらは造船エンジニアの苦労が書かれた話。艦これで言うところの建造と修理でトンカンやってる妖精さんのポジションですよね。でも我々は人間なのでドラマがある訳で、普通に見積もったら何十日もかかる船の修理を出撃に間に合わせる為に3日で完了させ兵隊さんから感謝されたけど、海戦で撃沈されて乗組員全滅とか悲しすぎる。そういう時代背景だったんだなぁ、と再認識。2014/08/08
kaya
1
技術の発展の経緯とか、トラブルとその解決までの過程とか、実際の試験の様子とか、とても興味深く読めました。 技術系の仕事してる人なら結構読んでて面白いかも。 ボイラー、タービン、溶接あたりの知識があれば、もっとよく理解できたような感じはします。 他にも、工廠で働く人達の生活についての描写や当時の世相など、こういう方向からのアプローチもアリだなあ、などと思いました。2014/10/15
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