1 ~ 1件/全1件
- 評価
本好きkotaの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃんみー
51
2013年8月の24時間テレビで、『今日の日はさようなら』というタイトルの嵐の大野君主演のドラマを見ました。これがその原作だと知りすぐに読もうと思ってたのに今頃になってしまいました。若くして癌でなくなった子供とその家族というシチュエーションは世の中には幾多もあるとは思いますが、その一つ一つの家族はただ一つしかありません。このような悲しみを抱えることなく過ごせられれば幸せなのだと現在の生活に感謝するばかりです。2014/02/09
らむり
27
病魔と闘う家族ドラマ。余命を知ってからの本人の気持ちが想像されてつらかったです。それにしても、あと3~6ヶ月という余命宣告って、最初に本人1人だけに告知するものなんですかね。。2013/09/19
chimako
24
大切な息子を亡くした家族による自分達の為の(亡くなった昌彦君も含めて)手記なので、読み物としての感想はありません。当事者でなければ分からないことばかりだろうと思います。最近読んだ『盆まねき』にこんな一節がありました。「人は二度死ぬ。一度目は心臓が止まったとき。二度目は忘れられたとき。」お父さんもお母さんもお姉さんも、昌彦君のことを忘れてほしくないという思いがとても強いのでしょう。昌彦君の手紙は飾らなくて良い手紙です。ご冥福をお祈りします。2013/09/03
るんるん
8
涙なしには読めないとはこの事、と実感。大野くんのドラマを見たあとに読んだけど、ドラマ同様に泣けた。本読んでて泣いたの始めて。本当に家族とは友人とは恋人とは大切なものだなと。昌彦さんが自分の身辺整理をこなすところが悲しかった。たまに読み返して涙腺が弱い時は泣いちゃう。きっと自分が去年に亡くなったおじいちゃんと重ねてしまうからかもしれないけど。家族愛がみんな強くて、素敵な家族だった。生きていられる事の幸せというのを感じた。見ず知らずの者ですが、昌彦さんが天国で幸せに暮らしていることを願います。2014/09/20
まっすぐ
7
事実なので、作り話じゃないリアリティをすごく感じ、辛かったです。最後の手紙で泣いてしまいました。自分が息を引き取るまえに、まわりの人たちに、気遣いをすることなど、私にできるだろうか。2014/07/09