感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小野 大介
9
どこにでもいるようなOLだった立花 麗子は、不運の末に事故に巻き込まれ、気づけば手術室の床に横たわっていた。そこで出遭った妖しい少年。彼から奇妙なことを言われた。「残念ですが、あなたはすでにお亡くなりになられています」――死神と称する少年から突きつけられたのは、死神になるか、地獄に落ちるかの二択だった……。“死生学”をテーマにしたシュールなファンタジーノベル。2012/12/15
ドル箱
7
感想。小野君が小説家(ライトノベルを除く)を目指したいというのであれば、描写の書き方がかなり「幼い」もう少し川柳の如く書けるように努力したほうが、もっと作品の奥と彫りが生まれます。そうするにはどうすれば良いのか?勉学するのみです。和歌、写本、資料、参考文献、色んな書を読み、写本。それと一番大事なのは出版社(自費出版社を除く)に何度も作品投稿する事で小説家としての道のりが開けてきます。何度落とされたって構わないのですよ。作家人生というのは非常に永い道のり、挫けない精神があれば必ずデビュー出来ます。努力。 2014/01/11
にゃほ@灯れ松明の火
7
面白かったです!麗子、命のペアもいい味出してる!命君のボクはあなたを軽蔑するのところかっこよかった!!2013/02/25
シロうさぎ
5
何処にでもいるOLの麗子は、ちょっとした事故がきっかけで、死神の修行をする羽目となるのだが、お師匠さんのミコト君と麗子との掛合が絶妙。最初はシリアスな内容から始まるが、途中からコミカルタッチへと思わず吹き出してしまう場面も・・・。そして後半には、生きるとは何か?善行と悪行の境は?真面目に考えさせられ涙してしまう場面もありで、面白かったです。自分の人生振り返ると、天国行けないかもなぁ。アバウトな性格やめてもっと一生懸命生きないと! 小野さーん「あくまでもクリスチャン」同様、この本も次巻が読みた~い!!2013/06/17