我が足を信じて - 極寒のシベリアを脱出、故国に生還した男の物語

我が足を信じて - 極寒のシベリアを脱出、故国に生還した男の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286112671
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryuji

6
★★★★☆旧ソビエト連邦の捕虜となったドイツ兵捕虜のシベリアからの脱走・脱出劇。シベリアからの脱出というとスラヴォミール・ラウイッツ著の『脱出記』(ポーランド兵捕虜の脱走・脱出劇)がある。『脱出記』は6名での脱出に対し、こちらは1人。いずれも凄い話なのだが・・・、個人的は『脱出記』は全て徒歩であったの対して、こちらは汽車に乗ったりやヒッチハイクがあったりと、悲壮感で言えば『脱出記』の方が上かなと感じました。但し、どちらもノン・フィクション、私には真似出来ません。2013/05/16

清水勇

5
シベリアにドイツ人捕虜が戦後日本人と同じ過酷な労役を受けたことを初めて知った。シベリア東端の収容所からイランまで3年を掛けた14000kmを超える逃避行の事実の物語だが、400ページをあっという間に読み終えたほど、人の持つ力の凄さに圧倒され続けた。地球1周の1/3の距離を脱走しようという主人公の無謀さにも驚かされるが、いろんな形で彼の逃避行を助け、シベリアで生き抜く知恵を教えてくれた遊牧民との交流にも感動した。人は絶体絶命の中でも奇跡を起こせるが、それは熱望とそれを相手に伝える力が必要なことを教えられた。2015/08/22

minamimi

4
凄まじい話。何度か死んでいてもおかしくない。というか、まずシベリア最東端の岬まで移送される時点で、4割程の捕虜が死んでいるという事実。で、そこにある鉛鉱山から脱走して、最終的には祖国のドイツにたどり着いたこの主人公。 訳が少し読みにくかったけど、圧倒された…。2019/01/26

チェブラリー

3
わたしなら最初に死んでるね・・絶対2014/03/19

くらーく

1
徒歩でユーラシア大陸横断。通常時でも想像できないが、脱走なんだよね。ちょっと想像が追い付かないし、本能に近いところもあるので、途中から惰性になってしまった。長すぎたかもしれないね。2016/08/06

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