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内容説明
金魚絵師、深堀隆介、初の作品集。
著者等紹介
深堀隆介[フカホリリュウスケ]
1973年愛知県生まれ。1995年愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻学科卒業。2000年スランプ時、7年間粗末に飼っていた金魚に初めて魅了される(金魚救い)。2007年アトリエ『金魚養画場』を横浜に開設。受賞歴:富士銀行・みずほ銀行ストリートギャラリー採用(2000‐2003)。京都嵯峨芸術大学アートコンペ2001特別賞。ターナー・アクリル・アウォード2003今井祝雄賞。第9回岡本太郎現代芸術大賞展2006入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
87
美術作家・深堀隆介さんの作品集。昨年、日曜美術館のアートシーンで紹介されていたのを見て興味を持ったものの、展覧会は遠方のため観に行く機会には恵まれず。代表作の「金魚酒」などの樹脂作品は、容器に流し込んだ樹脂にアクリル絵の具で金魚を描き、それを何層も重ねることによって立体感が生まれるそう。この本の写真も、テレビで見た映像も、本物のようにしか見えなかった!金魚はもちろんだけど容器に満たされた水に見立てた樹脂にもつやとか動きがあって素敵。ああ、いつか絶対生で見てみたい…!2019/11/19
ヒロ@いつも心に太陽を!
36
「こんなふうに桶に金魚を飼い、眺めて愛でるのもありだな」とその妖しい美しさを感じる写真にみいっていたら、これらがすべてアクリル絵の具で描かれた絵だったとは。本物の金魚の写真だと思って疑いもしませんでした、カバー裏の説明を読むまでは。この方の作品、ほしいな。そのまえにこれらの作品を目の前で見てみたいな。それくらい引き込まれる何かがここに詰まっている。2011/11/12
skellig@topsy-turvy
29
写真?と思うほどリアルな愛玩動物・金魚たちの絵画。繊細で大胆、美しくグロテスク。着物に描かれた彼らは淡くて儚くて泣きたいほど綺麗。人間の観賞のための美へ向けて進化した金魚たちの姿は、手放しで喜べない美しさと哀しみを併せ持つ。2014/02/17
瀧ながれ
21
福井市で展示会があったので、わくわくと観てきました♪器に透明樹脂を重ねながら、間に絵の具で金魚を描いてゆく、ちょっと気の遠くなる作品です。つまりリアル! スゲー、水草や落ち葉や金魚のフンまで描いてあるスゲースゲー、と思いながら会場を出てこの写真集を見て、…金魚って、なんか切ないなあ…、と思いました。2014/03/16
アイアイ
19
写真じゃないだと・・?!樹脂にアクリル絵の具を塗って描かれた金魚の大群、彼らは生命を持っている。深堀隆介のアート画集。 上見された祖先たちが楽しんだシルエットにこだわり制作されている。室町時代に日本に入ってまだ500年。飼育を始めるには秋が最適。▽図書館2015/09/13