内容説明
日本史上に燦然と輝く“裏”偉人伝!「正しい知識を広げたい」「よりよい世界を造りたい」という真摯な思いを抱きながら、“常識外れ”な主張をし、“奇想天外”な人生を送った23人に光を当てる。
目次
第1章 言霊と心霊
第2章 太古ユーラシアに広がる「日本」
第3章 世界の偉人を日本に召喚
第4章 ないのなら作ってしまえ古代文書
第5章 箱庭の中の日本
第6章 日本という玩具
著者等紹介
原田実[ハラダミノル]
1961年広島市生まれ。広島市在住。偽史研究家。と学会会員。ASIOSメンバー。龍谷大学卒業後、八幡書店(出版社)に勤務、古史古伝・神道霊学関係書籍の広告を担当。その後、広島大学研究生(国文学国語学)、昭和薬科大学助手(文化史・心理学研究室)を経て歴史研究・執筆活動に入る。元「市民の古代研究会」代表(2001~02年)。古代史・偽史・サブカルチャー関係の論考多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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futabakouji2
3
無茶苦茶な説を唱えた人の紹介本。原田実氏の本の導入になるかもしれないが、いかんせんそれぞれの人物の説明が短い。2018/08/26
mimm
1
日本古代史の書籍が大好きなのですが、オカルトや宗教的思想と結びついていたり、なせ!?という地点へ飛んで行ったり、いやはや何を信じてよいのやら。 それが勲章とかもらう社会的地位のあるひとの説とかで、二度びっくり。そんな一冊でした。 でも古代史はともかく、近代史は笑えないよ……。2013/07/27
ケッヘル(次女)
1
古史古伝研究の第一人者・原田実による実体験も含めた解説が面白かった。内容は確かに雑多で、ある程度この辺の知識のある人向けか。2010/03/05
Meistersinger
1
尾崎秀実のエピソードが一番強烈かな。今も悪影響を残しているわけだし。形式としては、事実を列挙している感があり少し単調に感じるかも2009/11/10
ノメ
0
その人物がとんでも人物かどうかは、その見解が荒唐無稽かつ多数派ではないということか。それにしても、叙勲までした人物が意外といるのには驚く。2015/01/22