内容説明
１９９６年まで続けられた厚生省（現・厚生労働省）の優生政策。人権を剥奪された人々がたどった苛酷な運命と、その果てに起きた悲劇とは…。実話を基に鋭い視点で日本社会の闇を暴く問題作。
著者等紹介
ｗａｔａｒｉ［ＷＡＴＡＲＩ］
１９６１年神奈川県に生まれる。東京大学教育学部健康教育学科卒。健康教育学士。医学誌『日経メディカル』（日経ＢＰ社）記者・教育誌『キャリアガイダンス』（リクルート）記者を経て、振付家・演出家に転身。映画『Ｓｈａｌｌ ｗｅ ダンス？』では、芸術監督として、ダンス関係のすべての振付・演出・出演者全員のダンス指導を担当する。また、日本ＴＶ系列のテレビ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ！！芸能人社交ダンス部』初代コーチ（金髪先生）として出演（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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きら
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一年前に自殺を図り意識を失っていた女性が目覚めた。だが彼女は、母親殺しの容疑で法廷に立つこととなる。事件の背後に絡んでいたのは、日本にかつて存在した悪法で・・・ この作者、ウリナリで社交ダンス教えてた先生かよ！ うつ病になったりと、なかなか大変な人生を送っていたようで。はっきり言って小説としての文章のレベルは決して高くない。でも、何としても書きたいことがあって筆をとったという熱意は伝わってくる一冊。ま、それが結果として詰め込みすぎになっているんだけど。優生政策のことは全然知らなかったので今度調べてみよう。2011/03/08
