内容説明
聖徳太子の等身像といわれる法隆寺の救世観音…。この御仏を、太子の冥福を祈って夢殿に安置させたとされる光明皇后は、なぜこの御仏を畏れていたのだろうか。古代史には、正史の語らない謎に包まれた世界が見え隠れしている。これは、その謎の世界への扉を開こうとするひとつの試みである。
目次
1 蘇我王朝の治世
2 乙巳の変(大化の改新)
3 新政権の行方
4 百済救援とその失敗
5 天智天皇の死と壬申の乱
6 天武天皇から持統天皇へ
7 光明皇后の畏怖
著者等紹介
今井三郎[イマイサブロウ]
1957年、東京大学法学部卒業。日本鋼管株式会社入社。同社経営研修所部長などを経て1996年、退職。1997年、医療法人康心会入職。同本部人事部長などを経て、2003年退職。以後文筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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