内容説明
新米警察官・鵜海雷兒が人情と任務の間で苦悩する姿を描いた「一本の黒い万年筆」。部長刑事となった雷兒が、お好み焼き屋の女主人を殺した犯人を追いつめていく「追跡―犯人補縛せよ」ほか、全4篇を収録。さまざまなことに悩みながらも、自らの職務に真正面から向かいあう警察官たちの事件解決に奮闘する姿と、主人公と周りの人びとたちとの人情味あふれる交流を描いた、本格派警察小説。
著者等紹介
鵜川正博[ウカワマサヒロ]
1931(昭和6)年、香川県高松市生まれ。1951(昭和26)年、警察官拝命の後、38年間勤務。1988(昭和63)年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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