内容説明
裁判所から「二階家を明け渡せ」という一通の訴状が舞い込んだ。長期の裁判に巻き込まれたその日から、例えようのない苦しみが始まった。裁判は仲良しだった姉妹を修羅場に叩き込み、決定的に引き裂いた。理想とかけ離れた裁判官、弁護士の現実の姿に恐れおののき、立ち尽くす著者。真の問題解決とは程遠い民事裁判の実態を克明に描く実話小説。
著者等紹介
福永光子[フクナガミツコ]
福岡県に生まれる。北九州市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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