内容説明
たとえ死が二人を引き裂いても、私達はいつでも一緒だよ。―妻に先立たれた男が辿る同行二人の巡礼の旅。究極の夫婦愛が奏でる感動の表題作ほか、3編を収載。
著者等紹介
山内和男[ヤマウチカズオ]
1929年、東京都江東区亀戸生まれ。15歳で海軍少年飛行兵(予科練)となり、翌年、終戦。戦時中、東京大空襲で家族を失う。19歳で早稲田大学第二政経学部に入学。学校側の厚意により、大隈奨学生として卒業まで授業料を免除される。卒業時に結核を患い就職を断念するが、その後、個人事業を起こす。2005年、75歳にて会社を離れ、執筆活動に入り現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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