内容説明
没落旧家の一人息子竜は、夏休みの土蔵探検に心躍らせていた。ひんやりと暗い土蔵の中で竜が見つけたものとは。そしてその書き付けに書かれた言葉の意味は。永い眠りから覚めた陶工鬼吉最後の想い。竜はその摩訶不思議な体験に翻弄されていくのだが…。
著者等紹介
松尾政彦[マツオマサヒコ]
昭和27年、三重県一志郡美杉村(現、津市)生まれ。奈良県香芝市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。