内容説明
街の入口から人々を見守っている、大きな大きな雪だるま。人の心がわかり、森の動物たちと話をすることができます。氷のようにカチンカチンで、夏でも決して溶けることはありません。そんな雪だるまが初めて恋した相手は、美しいピアニストでした。北欧の街にやさしく響く、真っ白な恋のメロディ。
著者等紹介
吉村香朱子[ヨシムラカズコ]
1949年生まれ。東京都調布市在住。石油会社、化粧品の営業、健康食品の営業職などに勤務。17歳から30年以上にわたり童話を創作。月刊誌『白鳩』(日本教文社)に約10年間、家庭童話を連載
林幸子[ハヤシサチコ]
1982年生まれ。滋賀県出身、東京都在住。京都精華大学マンガ学科卒業後、食品会社でのデザイナーを経てフリーのイラストレーターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。