内容説明
天国に来た白い子猫は飼い主のまなみちゃんのところに帰りたくて、毎日泣いてばかりいました。それを見ていた他の猫たちも、飼い主のところにもどりたいと口々に言いました。神様から、季節を知らせる役目をするならば、もとの飼い主のところに、少しの間、帰ってもいいというお許しが出て…。天国の猫たちが、地上に季節と元気を届けにいく「虹の風景」、女の子とペルシャ猫の友情を描いた「まーこちゃんの恩返し」、幸せを届ける天使の秘密を描いた「天使のたまご」の、3つのお話。
著者等紹介
三島麻緒[ミシママオ]
本名小島茂子。1972年東京都生まれ。2008年3月まで埼玉県在住。同年4月から福岡県朝倉市在住。千葉県聖徳短期大学を卒業後、日光東照宮、図書館、病院、有料老人ホームで働いたのち、現在は、近郊の介護老人福祉施設(さわやかいずみ館)に勤務。日本児童文学者協会の通信講座を受講したのち、創作活動を展開中
市野智絵[イチノトモエ]
1976年東京都生まれ。浅草、今戸神社の跡継ぎ。東京家政学院短期大学を卒業後、株式会社サンライズ入社。ぬいぐるみのデザイナーとなる。その後、神主の階位である“正階”を取得する。現在神職を勤めながら、似顔絵の講師をするなどイラストレーターとしても活躍中。特技は「両手書き七福神」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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