内容説明
次々と難病に襲われる弟。そして突然余命を宣告される、三カ月の命と。それなのに、弟と遠く離れなければならない姉の悲しみ。弟を思う姉の心の叫びが、痛ましく胸を打つ。姉と弟の幸福だった日々。しかし、その後に来たのは地獄のような悲しみと辛い出来事だったのです。いとしい弟への思いをつづった姉の哀惜の短歌が涙を誘う。
目次
千の風になって
姉の歩んで来た道
ホステス時代
楽しき思い出
難病と闘う日々
末期がんの宣告
東京を去る日
福島の実家にて
福島県郡山の病院で
東京に一人で戻る〔ほか〕
著者等紹介
石山ふみ子[イシヤマフミコ]
1941年、福島県生まれ。現在、福島県郡山市に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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