内容説明
人も国も持つべき精神は「知足」である。原子力発電の第一線の研究者として20年。情でなく知だけでもなく。透徹した視点の先にあらわれるエネルギー新時代の真実は。
目次
第1部 人類とエネルギー(人類とエネルギーの歴史(過去・現在・未来)
地球温暖化対策
核燃料サイクル)
第2部 知足の精神(「知足」;世代間倫理;子供たちと「知足」;人類の宇宙への旅立ち)
著者等紹介
河村和廣[カワムラカズヒロ]
1955年名古屋市生まれ。塩路小・中学校、旭丘高等学校卒業、名古屋大学工学部原子核工学科卒業、同工学専攻を修了(内藤奎爾名古屋大学名誉教授に師事)。1981年動力炉・核燃料開発事業団へ入社。2000年度米国ブラウン大学客員研究員、核燃料サイクル開発機構を経て、現在、日本原子力研究開発機構に在籍。入社以来FBR燃料再処理、高レベル廃液ガラス固化処理(ガラスの特性評価)を担当し、現在、地層処分研究開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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