内容説明
旧満州に生まれ、多感な時代を大陸で過ごした少年が体験した、生と死の狭間。透徹した眼差しと明晰な分析力、圧倒的なスケールと重厚な読み味で迫る、魂のノンフィクション。
目次
第1章 満州最初の日本人中学校(憧れの関東州立旅順中学校;入舎式が巣立ちの日 ほか)
第2章 大陸に生まれて(生い立ち;尋常高等小学校から在満国民学校へ ほか)
第3章 ソ連軍の侵攻と敗戦(日露戦争の怨念と略奪;武装解除 ほか)
第4章 流浪の始まり(祖国へ、声の無い旅;アメリカ揚陸艇 ほか)
第5章 終わりのない旅(祖国とは;民族の興亡 ほか)
著者等紹介
相原憲二[アイハラケンジ]
1930(昭5)年中国吉林省公主嶺市生まれ。1943(昭18)年公主嶺在満国民学校卒業。1945(昭20)年終戦により、関東州立旅順中学校3年中退。1950(昭25)年佐賀県立小城高校卒業。1956(昭31)年国立金沢大学法文学部卒業。石川島播磨重工業(現IHI)入社。1986(昭61)年同社定年退社。この間、総務・人事を経て、海外勤務を含む船舶・プラントの輸出業務に従事。続いて、技術文書の翻訳・ファイリングシステムを導入。1989(平元)年マニュアル制作会社に移り、自動車・産業機械等のマニュアル制作とPL(製造物責任)対策の指導にあたる。次いで、損害保険会社に転じ、各地商工会議所および各種団体・個別企業で表示欠陥防止を中心にPL対策とコンサルティング講演活動を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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