内容説明
ローマ時代から数々の変遷を経て形成された歴史と町並みが今も残るマルケ州へ―画家ラッファエッロの町としても知られるウルビーノ、大作曲家ロッシーニ生誕の町ペーザロ、旅人を中世の迷路にひきこむ丘の上の町マチェラータ…11の町の魅力と歴史をあますところなく紹介する「挑戦の旅」シリーズ第二弾。
目次
なぜマルケ州(Regione Marche)なのか
マルケ州の美しい自然
マルケ州へのアクセスと町々の歩き方
マルケ州の歴史
マルケ州の伝統的な食事
遠い歴史に誘う丘の上の町マチェラータ(Macerata)
アッペンニーニ山中盆地に広がる町ファブリアーノ(Fabriano)
軽やかに翼を広げる強力な都市国家カメリーノ(Camerino)
ローマ時代の巨大地下水槽をかかえるフェルモ(Fermo)
アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)―セザンヌのサン・ヴィクトワール山を思わせるアッシェンシオーネ山(Mt.Ascensione)を望む町
マリア、イエスの生家伝承を持つ聖地ロレート(Loreto)
ロッシーニを生んだ古い町ペーザロ(Pesaro)
ローヴェレスカ砦とヴァチカン風広場が迎えるセニガッリア(Senigallia)
繁栄と力の歴史が港を見下ろすアンコーナ(Ancona)
ドゥカーレ宮殿が傲然とそびえる町ウルビーノ(Urbino)
マルケの丘に囲まれるウルバーニア(Urbania)
著者等紹介
河野穣[コウノミノル]
1935年生まれ。東京都出身。桜美林大学名誉教授。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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