内容説明
『大地』の作家、パール・バックからのメッセージ。激動の中国で半生を過ごした、悲哀と苦悩の人:パール・バックの文学作品と社会的活動の現代的意味を探る。
目次
はじめに 今、なぜパール・バックか
1 パール・バックの略歴
2 パール・バックの文学作品と社会的活動の背景
3 パール・バックと白痴(知的障害)の娘
4 パール・バックと日本(人)
5 パール・バックの作品から
6 パール・バックの社会的活動
おわりに ノーベル文学賞を越えて
著者等紹介
松坂清俊[マツサカキヨトシ]
三重大学名誉教授。臨床心理士。1935年、長崎県南高来郡大三東村(現・島原市有明町大三東)生まれ。長崎県立島原高校、東京教育大学(現・筑波大学)教育学部卒業。国立重度知的障害児施設「国立秩父学園」勤務。京都大学大学院博士課程退学。三重大学教授、椙山女学園大学教授歴任。三重大学附属養護学校長併任(1989~1992)。椙山女学園大学大学院人間関係学研究科長(2003~2004)。三重県臨床心理士会会長(1993~2002)。1989年、「教育功労賞」(文部大臣)。2004年、三重県特別支援教育連盟50周年記念「功労賞」。1966年より、三重県四日市市家庭児童相談室で幼児を中心に発達相談・養育相談と障害児保育・教育にかかわる。三重県・市の関係委員会委員・委員長歴任。三重県津市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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