内容説明
外見にあらわれにくい副作用のダルさ。他人にはなかなかわからない内臓からくる痛み。近くにいるはずの家族や友人さえもこの苦痛を理解してくれず、自分はひとりぼっち。そんな寂しさを抱えている患者さんと家族とが、一緒に「氣」の流れに身を置く。そのとき深いリラックスと一体感が患者さんの中に生まれる。「氣」は人とのつながりの中で、心と体の両方にかかわりながら病をなおしていく。だから「氣」は「人通力」。神さまではなく人の力だ。
目次
『アンビリバボー』の波紋
昔は「四百四病」だったのに
「気をつける」の難しさ
「人通力」
体が動くのは「氣」のせい!?
体は自分でなおしかたを知っている
副作用のない「氣」の利点
医療と力を合わせるのが理想
家族の「手当て」を大切に
過去の経験が今の私を育てた〔ほか〕
著者等紹介
村松一夫[ムラマツカズオ]
1945年神奈川県生まれ。1991年北京中医学院継続教育日本分校(現・中国国立北京中医薬大学日本校)入学。1993年同上卒業。群馬県太田市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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