内容説明
私の教育者としての60年は、日本の教育に対する挑戦の日々だった…。著者の受けた教育や戦前の生活、そして著者が教育に志し、今日までがむしゃらにやってきたこと。
目次
第1章 時代が人をつくり、人が時代をつくる
第2章 両親にまさる教師の大きな影響
第3章 軍隊と戦争が、人に教えることは多い
第4章 教え教えられ、時代の波が育む絆
第5章 理想の教育を目指す教師の生きがい
第6章 一人ひとりを生かす真の能力別教育への挑戦
第7章 「大学紛争の時代」に関わって学んだもの
第8章 「文武芸」三道教育こそ、真に子どもを生かす
第9章 あらゆる常識を超え、未来の教育を目指す
著者等紹介
鵜川昇[ウカワノボル]
1920年東京生まれ。東京高等師範学校(現・筑波大学)卒業。公立高校などの国語教師を15年務めた後、1964年桐蔭学園開校と同時に校長に就任。桐蔭学園高校、同中学校校長、桐蔭横浜大学学長、桐蔭学園理事長、およびドイツ桐蔭学園理事長を兼任。独自の指導方法で東大はじめ一流大学に全国有数の合格者数を誇るほか、夏の高校野球での優勝をはじめとするスポーツでの活躍、日本の歴史・伝統を生かす学術・芸術施設の充実など、文・武・芸の三道教育をめざす人間教育で注目を集める。また、神奈川県教育委員長、中教審臨時委員を歴任した他、母校筑波大同窓会茗渓会理事長、筑波大学経営協議会委員、神奈川県政改革懇談会委員として大学・高校などの教育行政にも積極的に発言してきている。とくに最近は、中等教育学校を設立し、一貫教育による学校教育の改革・充実を図るほか、自分の教育者としての原点である国語教育の見直しによる日本人教育・人間教育に熱意を注いでいる。平成19年11月27日、享年八十七歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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