内容説明
高校球児から社会人野球選手となり、プロ野球からの誘いも受けた倉田博は、突然会社を辞め、金貸し、白タク、地上げ屋…と職を転々とする。相棒の多野与助に大金を持ち逃げされ、連帯保証人になって立場をなくし、それでも倉田の「はま寿司」を中心に人の輪が広がっていく…。ある日突然やってくる、予期せぬ出来事。人生において誰に出会うか―!?無知で純粋な倉田が人に騙され、大恥をかき、右往左往しながら奮闘する姿を支える、周囲のしたたかな仲間たち。笑いと涙と人情の人生活劇。
著者等紹介
倉本忠博[クラモトタダヒロ]
1938年、和歌山県生まれ。1955年夏、第37回全国高等学校野球選手権大会出場。1956年夏、第38回全国高等学校野球選手権大会出場。1957年、和歌山県立新宮高校を卒業。社会人野球選手として大和証券東京本社に入社。1964年、スカウトされ大昭和製紙吉原に移籍。都市対抗野球後楽園大会9回出場。4度の個人賞を獲得。1981年8月から1985年3月まで和歌山県立新宮高校野球部監督を務める。1993年10月から1998年10月まで和歌山県立那賀高校野球部監督を務める。現在、和歌山放送ラジオ高校野球夏の県予選解説者。「バスウェブ」のクラ企画を経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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