内容説明
太平洋戦争がもたらした、つらく苦しい体験。東京は危険だという配慮からひとり親戚に預けられた少女が、冷酷な振る舞いをする叔父、家庭内の差別に耐えながらも、慣れない村でけなげに生きていく姿を描いた戦争体験記。
目次
初めての日
通り縁
たばこの苗
たえ叔母さんが出て行っちゃった
かしわ餅
田植
田んぼの水とり
いとこのさだちゃんと“ハチ”
さだちゃんの“いじめ”
わら草履〔ほか〕
著者等紹介
渡せつ子[ワタリセツコ]
昭和10年9月生まれ。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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