内容説明
祖父の末期の教えを守り、日々実直に生き、77歳を迎えた著者。左手切断、急性肺炎、脳出血、それによる臨死体験…。その様々な体験を、軽妙洒脱なノンフィクションエッセイ42話でつづる。山あり谷ありの日々を乗り越えた感動のノンフィクションエッセイ。
目次
かっぺいの家系
かっぺいの重大事件
お母さんの愛情
小牛のクロの転落
かっぺいの性格
かっぺいの先見
祖父の末期の教え
在郷軍人とかっぺいの喧嘩
かっぺい驚いて逃げ帰る
終戦時の乱交パーティー〔ほか〕
著者等紹介
こいでかっぺい[コイデカッペイ]
本名、小出勝治。昭和6年2月26日、宮城県で生まれる。河北町尋常高等小学校卒。尋常高等科を卒業するが、勉強より戦時訓練の毎日であった。品川燃料勤務後、漁業資材会社営業部に勤務の傍ら、地方史の研究や古代製鉄の研究に没頭する。青年学校本科三年卒の学歴が役立ち、退職後、仙台放送大学で学ぶ。現在、宮城県石巻市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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