内容説明
一万五千の武田軍に、長篠城を包囲されたわずか五百の奥平軍。この危機を主・徳川家康に知らせるために伝令を放つ。その大役を買って出たのが、一人の雑兵・鳥居強右衛門だった。男は城をぬけ出し家康の元にたどりつき、使命を無事に果たすことに成功したのだが…。
著者等紹介
若松正和[ワカマツマサカズ]
1949年、東京都大田区に生まれる。青山学院大学卒業後、山間、離島の僻地や海外の学校等に勤務するかたわら、歴史物語や童話をかきはじめる。また、絵本等の作詞作曲も数多く手掛ける
村山能子[ムラヤマヨシコ]
東京都出身。埼玉大学教育学部卒。子どもの頃から図画工作に慣れ親しみ、その延長線上で独学で切り絵を始める。年に2回の個展と沢山のグループ展で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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