内容説明
成井川の静かな流れに朝靄がかかり、長閑な田園に緑の山々…人口三万のこの小さな街には自然がもりだくさんだ。人はみんなまろやかで思いやりがある…いつも隣から隣へ「言葉」が行き交う。亜ッチャン！あなたはこんないい街で生まれ、育ったんですよ。３３年前、無謀運転の車に追突され、３歳で逝った愛娘亜希ちゃんとの思い出とその後の家族の生き方、亜希ちゃんの生と死の意味を綴った味わいの深いエッセイ。
目次
第１編 「森ヶ崎海岸」
第２編 別れの詩
第３編 出会い
第４編 思い出
第５編 亜希ちゃんの一日
第６編 別れ旅
第７編 別れ
第８編 亜希を悲しませない
第９編 手紙
第１０編 激励
著者等紹介
水野義文［ミズノヨシフミ］
１９３９年生まれ、名古屋在住。生命保険会社に４０年間勤務、神戸・広島・奈良・松山・東京と転勤し、退職後は、シルクロード探検の旅に出る。１９９８年より中国を中心にチベット・ネパール・インドへ旅し、写真展の開催、講演活動を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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