内容説明
元気な母がケガで入院し、2ヵ月後には要介護4の認知症になった。娘が誰だかわからなくなった母の回想録を見ながら、ゆっくりと昔話(母の回想)を続けたことで認知症が治り、半年後には要介護1にまで回復した。高齢者が、少しでも長く元気で自分らしい豊かな生き方を続けられますように…。
目次
第1章 ある日突然に(父の病気;長い長い看病の始まり ほか)
第2章 介護に向けて(親の介護;運転免許を取る ほか)
第3章 母の手術とリハビリ(母の骨折;あんた、誰の子?)
第4章 回想法(母の回想録;記憶の糸 ほか)
著者等紹介
赤嶺愛子[アカミネアイコ]
1947年、東京生まれ。心療回想士。夫の病気がきっかけで「回想法」と出合い、夫のリハビリに役立てばと「回想法」を学ぶ。母の介護体験から、脳と心の活性を助ける「心療回想法」がさらに多くの人に役立つ活動となるようにとの願いから、NPO法人を設立。講演活動や認知症予防のための回想ガイド活動を、龍ケ崎市歴史民俗資料館を中心に行っている。現在、龍ケ崎市保健福祉総合推進協議会委員、龍ケ崎市歴史民俗資料館運営審議会副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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