内容説明
昭和20年8月9日、ソ連参戦を境に、私たち一家は満州北端の黒河からの脱出を試みた―敗戦、逃亡生活、引き揚げ、そして北海道での困難の日々を、力を合わせて乗り越えていく姿を綴った記録。
目次
第1部 美しき黒河と逃避行の記(黒竜江(アムール河)
馬賊
出会い
禿鷹強盗団 ほか)
第2部 敗戦後の暮らし(あかね色の部屋;ストーブと私;にわとり;ジャガイモと南瓜 ほか)
著者等紹介
柴田恵子[シバタケイコ]
1934年旧樺太(サハリン)生まれ。藤女子高等学校卒業。日本女子大学家政学部卒業。北海道高等学校教諭を歴任。1987年、退職。「江別はまなす短歌会」会員。「辛夷短歌会」会員。北海道在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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