内容説明
戦下、中国で過ごした少女時代から、さまざまな国際交流を経た現在まで、凛々しくたおやかな半生を見つめる珠玉のエッセイ集。懐かしさと慕わしさが香り立つ人生の軌跡。
目次
第1章 少女時代―戦中・戦後(ふるさと・そして父;みちくさ;私の一九四五年;学徒出陣)
第2章 旅―イギリス・フランス(思い出のイギリス;バスドライバーの親切プール寸描;南フランスの旅;モンペリエの思い出;B夫人との出会い;小さな親切 パリ寸描)
第3章 現在まで(追憶のなかの人たち;異文化に触れる;遅い入学;私と食道がん;母を想う)
著者等紹介
横田和子[ヨコタカズコ]
1932年、台湾に生まれる。その後、上海、大連へ。1945年、大連で終戦を迎える。1947年、日本へ帰国。結婚後、通信制大学文学部国文学科を卒業。日本語教師として、ボランティアで留学生に教える。数年間、日本語学校に勤務。主婦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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