内容説明
いち早く宮澤賢治の才能を見い出した「赤い鳥」の名編集者、木内高音。確かな目で捉えた作品には、格差社会への義憤を秘めた哀しみがある。
著者等紹介
木内高音［キウチタカネ］
明治２９（１８９６）年広島県尾道市生まれ。神戸、小樽と移り住み、１０歳より父の郷里、長野県北佐久郡で過ごす。早稲田大学卒業。在学中より鈴木三重吉に傾倒し「赤い鳥」社に入社。１９２５年、生前の宮澤賢治の作品を、東京で初めて評価した編集者と言われている。また、仕事の傍ら、「赤い鳥」に３２篇の作品を発表した。その後中央公論社、日本新聞協会に勤務。昭和２６（１９５１）年死去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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