内容説明
映画館を一歩出れば、焼け跡の残っていたあの頃。誰もが今よりずっと幸せそうな顔をしていたのは何故だろう?流行歌といえば誰もが口ずさめた時代を、あなたは憶えていますか。
目次
第1章 私的昭和映画史戦後編
第2章 時代劇ヒーロー編
第3章 日本映画一〇〇年に見る農村映画
第4章 あの日あの歌
第5章 流行歌だね演歌だよ
第6章 私の戦後史『舞鶴文芸』奮戦記
著者等紹介
村山幸雄[ムラヤマユキオ]
1924年2月、岐阜県で生まれる。京都府舞鶴市で育つ。昭和16年、海軍建築部技術下士官として従軍する。「新大衆」5月号“新人傑作漫画集”のトップに入選、これを機に「アサヒグラフ」「帝国海軍」など投稿マンガの常連となる。戦後はマンガ執筆(「カバヤ文庫」)に始まり、文芸誌「舞鶴文芸」の創刊にも携わる。その後はフリーライターとして、阪東妻三郎をはじめとする数多くの銀幕スター、有名歌手を取材し、「毎日グラフ」「全国農業新聞」「千都よみうり」「ニューハウス」などに日本映画を中心とした記事を執筆。その他の主な仕事に、「大衆のアイドル」(『ビジュアル版・人間昭和史 7巻』1986年、講談社)、「明治・大正・昭和おもしろまじめ交遊図巻」(「歴史読本」1988年11月号、新人物往来社)などがある。2004年3月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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