内容説明
20歳になる前に、自分で稼いだ金で一人で海外を旅してみたい…。当時、未開放地区だった中国・新疆ウイグル自治区の奥地へバックパック一つで足を踏み入れた青春の日の軌跡をいま再現する。
目次
1 1987年の記録―シルクロード・辺境への旅(中国との出会い;あこがれのシルクロードへ;砂漠を越えて;あこがれの西域へ;天山をめざす;禁断の地へ;サリム湖への道;ヒッチハイクの旅;ウルムチへ帰還)
2 1988年の記録―幻の巨大魚を追って(再び新疆へ;ジュンガル盆地を進む;秘境の湖へ;紅魚見ゆ;命がけの下山;朴さんとの出会い)
著者等紹介
夏沢稜路[ナツザワリョウジ]
1967年東京生まれ。登山家、会社員。10代の頃より現在まで、南・北アルプス、八ヶ岳を中心に登山を続ける。海外での踏査記録は、中国・西北部(87、88年)、インドネシア・スマトラ島(89年)、インド・カシミール、ラダック地方(90年)など。03年より版画家・渡部正弥氏に師事し木版画制作を始める。社団法人日本山岳会会員、同アルパインスケッチクラブ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。