内容説明
ドラマでは決して描かれない、教育の理想と現実。教育行政の立場ではなく、現場に身を置く一教師の立場からの提言。
目次
第1章 学校の現状(多岐にわたる教師の仕事;うらやましいテレビドラマの教師たち;諸外国との教師役割の比較;教師の多忙感に関する調査)
第2章 学校内外の改革(調査結果から見えるもの;「教育内容のゆとり」から「教育環境のゆとり」へ;「教育環境のゆとり」を生むために)
第3章 これからの学校ならではの教育(基礎基本に関する学習;集団生活による社会性の育成;全教育活動を通した社会的なモラルの育成;社会の変動に関わる知識伝達)
第4章 基本の見直し(信頼関係の構築;結果を急がない…『教育は一日にして成らず』;笑顔を生み出す学級経営;「よい授業」の五原則;児童生徒の力を引き出す)
終章 教育構造改革への期待
著者等紹介
磯崎拓也[イソザキタクヤ]
1969年宮崎県生まれ。1993年、帝京大学文学部教育学科(教育学専攻)を卒業。同年、宮崎県の公立中学校に社会科の教諭として採用される。現場に身を置きながら、今の学校の在り方に疑問をもつようになり、2001年から2年間、県の内地留学制度を使って、宮崎大学大学院教育学研究科(学校教育専攻)に入学。そこで、学校教育について研究を行う。現在、宮崎県都城市の公立中学校に勤務。教育学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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