内容説明
タイの人々との交流からタイをこよなく愛し、医師である立場から大きな業績をあげる。タイ・チェンマイの心優しき人々とのふれあいと医療事情を綴った渾身のドキュメント。
目次
第1章 チェンマイ大学との交流(タイ国との出合い;三十二日間、一度もいやな思いをしなかった ほか)
第2章 チェンマイでの医学調査と診療(「アジ研」の活動を振り返って;最初の調査は言葉に苦労 ほか)
第3章 微笑みの国の光と影―タイのエイズ事情(エイズの勉強の始まり;いよいよタイでエイズの調査 ほか)
第4章 タイあれこれ(タイ語の勉強をいかにして始めたか;私の作った辞書 ほか)
第5章 タイの時の流れの中で―雑詩
著者等紹介
宗像醇[ムナカタアツシ]
1921年静岡県に生まれる。1971年~日本医科大学教授。1986年~日本医科大学名誉教授(皮膚科学)。1987年~タイ王国王室事業海外顧問任命。1988年タイ国立チェンマイ大学名誉学位、国王より授与。1988年~タイ国立チェンマイ大学名誉会員任命。1988年タイ国立チェンマイ大学「ムナカタ奨学金制度」設立。1989~91年タイ国立チェンマイ大学医学部客員教授(小児皮膚科学)。2001年「ムナカタ奨学金制度」は「Professor Munakata‐Professor Miki‐Scholarship」と改称。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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