内容説明
恐山の、四つの櫓。死者たちの魂を導く、閻魔の従人・4匹の鬼。裁判官・緑鬼を試すような怪奇事件の法廷が開かれた。「爺、私も強くなりたい」「よろしいですよ。ただ、正しく強くおなりなされ」子を思う親、主人に仕える従人、権力に心奪われる者、人を裁く鬼…愛情や逡巡、それぞれの想いが交差して、新たな戦いが幕を開ける。
著者等紹介
いし田々[イシデンデン]
1949年、青森県に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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