内容説明
最前線から銃後の家族へ。その安否を問い続けた父の思い。昭和16年9月、生後6カ月の弟をはじめ5人の家族を残して出征した父親が、インパール作戦で九死に一生を得て復員するまでの4年間に家族に送った軍事郵便のすべて。
目次
昭和十六年の郵便
昭和十七年の郵便
昭和十八年の郵便
昭和十九年の郵便
昭和二十年の郵便
著者等紹介
山口ひとえ[ヤマグチヒトエ]
昭和12年(1937)新潟県生まれ。昭和30年(1955)新潟県立新潟中央高等学校卒業。千葉県在住。入賞・広報ふなばし「ふなばし文芸」年間賞―平成13年度短歌の部第2席、平成15年度短歌の部第2席、平成17年度短歌の部第1席(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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