内容説明
24歳―大人なのか子どもなのか曖昧なわりに器用に使い分けながら、過ぎ去ったことを思い出し、これからの未来を不安がる。そして、いつも思う。これからって、長いの?短いの?焦躁と期待の間で揺れる心理を繊細に切り取った2編の物語。
著者等紹介
弐見トモ[フタミトモ]
8月24日生まれ。埼玉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うゑしま
1
読みやすいようで、読み進められない。なんでかなぁ、と思い続けて1週間。やっと読み終わった。ほんと、「やっと」って感じ。 結局のところ、登場人物に感情移入できなかったことが、最大の難点だった。2015/09/28
tokiesaku
0
主人公のが、和実のおばあちゃんと絡むシーンが好きだった。24歳女性の、複雑な思いが細かく描写されている。個人的には表現が少し回りくどい気がした。 「同窓会」「橋本君」の共通点があったので、一作目と二作目は、つながりがあるのかと思ったけど、関係なかった?2017/06/02